ANZ(オーストラリア・ニュージーランド銀行)は、FXSpotStreamの流動性提供者として参加しました。この出来事は、オーストラリアの銀行として初めての試みです。ANZは、流動性プールの多様化を進めています。
FXSpotStreamの概要
FXSpotStreamは、複数の銀行からの為替ストリーミングサービスを提供しています。ANZは、Bank of AmericaやBarclaysなど、他の16の流動性提供者に加わります。このサービスは、金融機関に対して高い流動性を提供することを目的としています。
ANZの意義
ANZの参加は、FX市場での流動性をさらに強化します。ANZのeFICC市場責任者であるルーク・マリオット氏は、顧客に市場のニーズに合った製品を提供することを強調しています。特に、オーストラリアドルやニュージーランドドル、アジア通貨における専門知識がプラットフォームに役立ちます。
今後の展望
FXSpotStreamのCEO、ジェフ・ウォード氏は、2024年がサービスにとって素晴らしい年であると述べています。取引量は前年比で40%以上増加しています。新しい流動性提供者の追加は慎重に行われるため、ANZの参加は大きな意義を持っています。
ANZは、FX市場での競争力を維持し、顧客に対して優れたサービスを提供することに力を入れています。これにより、顧客は市場の先端を行く製品にアクセスできるようになります。