エクイニクス (Equinix Inc.) は2024年9月30日に終了した第3四半期の業績を発表しました。この四半期の収益は22億ドルに達し、前四半期比で2%の増加を示しましたが、為替の影響がわずかにマイナスとなりました。エクイニクス 第3四半期の収益増加にもかかわらず、営業利益は前四半期よりも減少しました。
第3四半期の収益状況
2024年の第3四半期、エクイニクスは営業利益が4億2500万ドルに達しましたが、前四半期でのシリコンバレー12 xScale資産の売却益の影響で、減少となりました。これにより、エクイニクス 第3四半期の利益は下落傾向にありました。純利益は2億9700万ドルとなり、前四半期と比較しても減少しています。
調整後のEBITDAと利益率
この四半期の調整後EBITDAは10億4800万ドルで、EBITDAマージンは48%に達しました。前四半期と比べて1%増加していますが、同時に2百万ドルの統合費用も発生しました。このため、エクイニクス 第3四半期の利益率には若干の圧力がかかっています。
将来の見通し
エクイニクスは2024年第4四半期の収益を22億6200万ドルから23億200万ドルの範囲と予測しており、これは前四半期比で3〜5%の増加となります。この見通しには、第三四半期の平均為替レートと比較して2600万ドルの為替利益が含まれています。
エクイニクスのCEO兼社長であるエデア・フォックス・マーティン氏は、「第87四半期連続で収益が増加し、すべての地域で好調な業績を達成しました」とコメントしました。同氏はまた、エクイニクスの価値提案が顧客に評価され、今後もAIに対応したデジタルインフラの需要が拡大していると述べました。エクイニクス 第3四半期の結果は、顧客からの信頼と戦略的なパートナーシップの重要性を示しています。